支笏湖温泉 [北海道]

支笏湖温泉.jpg


  北海道の開拓が本格的にはじまったのは明治になってからである。それ以前の北海道の大部分は、アイヌが自然を敬い、自然を友としながら生活する舞台であった。支笏湖ももちろんその例にもれず、「支笏」をはじめ多くの周辺の地名はアイヌを起源している。支笏はアイヌ語のシ・コツ(大きい凹地または谷)で、もともとは支笏湖をさすものではなく、支笏湖から流れでる千歳川の凹地をさす地名だったという。ところがシコツは死骨に通じて縁起が悪いので、江戸時代にはこの川の付近の湿地にタンチョウがたくさん生息していたことから、鶴は千年にあやかって、めでたい「千歳」の改名された。しかし支笏湖を大きい凹地のシコツの湖と呼ぶのは、深いカルデラ湖をさす言葉として、まことにふさわしい印象を受ける。シコツ湖は深さ360メートル、日本第2の深湖である。アイヌも支笏湖の深いことをよく知っており、アイヌ伝説の1つに次のようなものがある。北海道の鳥をつくった国道神(コタンカラカムイ)はものすごく大きい神様で、海に入っても膝小僧が濡れず、顔から上にはいつも雲がかかっていて見ることができないほど大きかった。その国道神が支笏湖をつくったとき、さてどのくらい深くできたろうと中に入ってみると、深いのなんのって、海に入っても膝まで濡れない国道神も、ずぶずぶと深みにはまってしまって、大事な股間のものまでも水につかってしまった。すっかり腹をたてた神様、せっかく湖に放した魚をみんなつかんで海に投げ返してしまった。そのとき、たった1匹だけアメマスがかくれていて、つかまらなかったので、支笏湖にはアメマスしかすんでいないのだ。(ヒメマスは後記するように後に移植されたものである)

旅館名  支笏湖温泉

効能  皮膚病、リウマチ、神経痛、その他

住所  千歳市支笏湖温泉

問合せ  0123-24-3131

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